2学期の終了にあたって 校長 黒木敏郎
令和4年度天北小中学校の2学期が終了しました。今学期も保護者の皆様、そして地域の皆様には子どもたちのために本校へのご支援とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。皆様のお力添えをいただいたことで、新型コロナウイルス感染症が収まらない中ではありますが、子どもたちが自分自身の目標達成に向けて、努力し、前進することができました。1人1人の努力が学級や学年、全校に広がり、活気にあふれた充実した2学期を生活することができたと実感しております。ありがとうございました。
さて、令和4年の世相を漢字一字で表現する「今年の漢字」は、戦」が選出されました。報道によると、ロシアのウクライナ侵攻により、「戦」争の恐ろしさを目の当たりにした一年であり、円安・物価高による生活面での「戦」い、スポーツでの熱「戦」・挑「戦」も注目されたことが、総じて応募者の選定理由だということでした。
では、天北小中学校の令和4年を漢字一文字で表すとどうなるだろうかと考えてみました。じっくりと令和4年を振り返りながら私が選出した漢字は、「拓」です。それは、卒業生(現高1)から学校のリーダーとしてのバトンを渡された中学3年生が児童生徒会活動や学校行事などに新しい風を起こし、学校生活を楽しく過ごせるように先頭に立ってくれたこと。全体では、学年行事・学校行事で、成功させるために1人1人が自覚と責任をもって、最後まで やり抜いたことや毎日の授業に集中して向かう姿勢、家庭での学習にも計画を立てながら望む姿勢(たまに負けてしまうこともありました)が思い出されたからです。これから先も子どもたちには、自分の心に打ち勝ち、毎日を充実したものにしてもらいたいです。そして、3学期の始業式には、新年の抱負をみんなで語れたらいいなと思います。
保護者の皆様、地域の皆様には大変お世話になりました。3学期もどうぞよろしくお願いします。
皆様、よいお年をお迎えください。