第三回校内授業研究会 兼 指導主事訪問

 学力テストに中間テスト、児童・生徒は「勉強の秋」真っ最中ですが、教師も同様です。

 写真を提示し、「何が見えますか」と問いました。間髪入れずに生徒達が答えます。問いと返答にリズム・テンポがありました。
 「スッ」と授業に入ったのは見事です。気持ちよく始まる授業を久しぶりに見ました。
 「他に何が見えますか」・・・。発問と返答が繰り返されます。
 授業の始まりで、だいたいの授業の力量が分かるものです。
 駄目な授業ほど「お客さんがいても緊張しないでね・・・」など、余計な前振りや無駄話をします。

 「金星が満ち欠けしたり、大きさが変わったりする理由を考えて発表しましょう・・・。」生徒たちは、既習事項やPCのアプリケーション、模型等を使い、ICTと具体物の両方を活用して議論を始めました。議論は尽きず、深まっていきました。中3生徒達の良い面が前面に出た授業でした。澱んだ空気にならず、1時間いっぱいしっかり考え、高め合った授業でした。授業中にタブレットで記述したまとめ(振り返り)を、そのまま評価材料とする効率化もなされていました。
 指導主事の方からも、お褒めの言葉を頂いていました。
 以下のような生徒の事実を積み上げていってほしいです。
 ・ 考え、分かったことを、根拠を明確にして発表することができる
 ・ 振り返りシートに学んだことをしっかり書けている(本時の授業内容を理解していることが分かる事実)